北へ… 2日目

Yone2007-03-11

連れがセットしてくれてた目覚ましのおかげで、寝坊せずにもぞもぞと起きる。呑んで帰ってきたバタンキューだったけど、睡眠時間は十分な事もあり、体調はまずまず良好。
ホテルから見える帯広の街はほんのり雪化粧。ダウンしてる間に少々積雪があったみたい。

競馬場までそれほど遠くないし、時間も十分あるので、てくてく歩いて競馬場に向かう事にする。やはり気温は低く。歩道はカチカチに凍結状態。夜中の積雪のおかげでふかふかの所も多く、そこを選んで氷で滑るのを免れたけど、それでもやっぱりなれない身には歩きにくい。
ひいこら歩く事30分強? ようやく競馬場に到着。入り口では、北海道ばん馬のルーツといわれる「イレネー」の像が出迎えてくれる。

http://www.hokkaido-jin.jp/issue/sp/200603_sp/sp_01.html

さて、競馬場内に入ってみる。第1レース開始までまーだまだ時間があるので、一通りうろうろしてみる。JRAの施設はすごいきれいで清潔で女性も意識した作りだけども、うーん、なんか、こう、「ひなびた」って言うの? 地方ならではというか、これはこれで、味だよね。
 

ダートの馬場にこんもりとした山が2つ見える。ここをお馬さんがそりを引いて走っていくんだな。

そんなこんなしてるうち、第1レースのパドックが始まる。
 
やー、でかい。というより、厚い。普通の競馬のサラブレッドも大きいと思ってたけど、ばん馬は輪をかけてでかい。体格がまるで違う。ランナーの体格じゃない。ハンマー投げの室伏とか、ランナーでも黒人の短距離ランナーのよう。今日のレースには出てなかったのでみる事は出来なかったけど、ナリタボブサップっていう馬がいるらしい。でも、まさにそんな感じ。

しばらくして本馬場入場、そしておっちゃんが旗を振り準備完了。この辺は普通の競馬と手順一緒だね。

号砲と同時に一丸となって飛び出す、という訳には行かないが、各自力強く一歩づつ、足音を轟かせながら歩を進める。各馬第一障害は苦もなくクリアしていたが、その後は歩みを止めるもの、勢いそのままに突っ走るものなどさまざま。
さすがに第2障害を超えるのは難しいらしく、立ち止まる馬、言う事を聞かない馬、挑んでも上がれずにあがくような馬など、それぞれ様々。
 
障害を最初に越えたからといって油断してると立ち止まってしまう。最後まで気が抜けない。1tの馬が600kgのそりを引くというレースだけに、見る方もさすがに力がこもる。何が勝ったかは覚えていないけど、この迫力は貴重な体験です。

場内では、観光客サービスとして、ばん馬のひく馬車に乗れるイベントもあり。優しい目をしたかわいいお馬さんでしたよ。ごっついけど。

最終レース、BG1イレネー記念が近くなるとさすがに場内も込んできた。とはいえこの程度。
 
全レース無事終わり、本日の成績を計算。んー、オイラは馬券買っちゃいけない人なのかな・・・?


さてさて、メシ!今日は帯広名物、豚丼
松竹梅華のうちの、梅を注文。
ガイドマップを元に、駅前の「ぱんちょう」へ。と、あれ、見覚えある、と思ったら、数年前に一人旅した時に寄った豚丼屋だった。まぁメジャーなところだしね。どう見ても観光客らしき人ばかりで、みんな丼が来たらまず写真撮ってたのは秘密です。
確かいボリュームもあり、ウマウマ。しかし地元のひとがしょっちゅう食べる値段じゃないなぁ。

帯広 ぱんちょう
http://www.0155.jp/butadon/shop10.htm

その後居酒屋さんで、海の幸を堪能。とうきび焼酎なんてのもぐびっと。もー食えません。満足。
今日はちゃんとシャワー入りはしたけど、部屋で3次会する間もなく脱落。