レディ・ウェポン
えーと、ジャッキー・チェンとかリー・リンチェイ(あえジェット・リーではなく)の作品が見たくって香港・カンフーアクションの棚をうろうろ見てたんですよ。で、物色すること数十分、気が付いたらこんなDVDを手にしてたんですよ。
- 出版社/メーカー: タキコーポレーション
- 発売日: 2005/04/08
- メディア: DVD
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あーそうだよ。ジャケットにまんまと釣られましたよ。しょうがないじゃん男の子なんだもん!
んで、まんまとだまされましたよ。もー、こんな衣装着てないじゃんか!もーー!!
いや、この際、衣装はいいや衣装は。こんなのは無かったけれども結構サービスシーンはがんばってたし。
つかね、お話がもうめためたなんすよ。そんな設定じゃだめでしょ!ってのがてんこもりで。しかもシリアス路線で行こうとしてるし。もー、どっから突っ込んだものやら・・・。
いや、前半はかなり気合入ってるんですよ。導入部の女暗殺者の活躍だとか、13歳の少女を集めて殺し屋として育てるぁゃιぃ一団だとか、一気に6年たってもその暗殺者の卵はいまだに短パンにランニングでむちむちで特訓受けてるだとか、その様子はまるでニキータだったりダーク・エンジェルだったりあずみだったりとどこかで見たことがある感じだったりだとか、地獄の日々に耐え抜き生き残った3人の暗殺者は、晴れて卒業と思いきや麻痺薬を飲まされ動けなくされた挙句に「女の武器」を身に着けるための最後の特訓が待ってたりだとか・・・。むむ、なかなか研究してらっしゃる(・・・のか?)。
しかーし、そんな子供時代から6年間みっちり鍛えこまれた暗殺者が、いちCIA捜査官と互角にしか戦えないし、精神的に全然鍛えられてないし、そこの女ボスはあっさりとヤクザにつかまっちゃうし、アクションは無駄にばたばたしてるだけだけだし・・・。
もうね、ここまで来るとすがすがしいです。映像的には現代的でスタイリッシュ(?)なアクション映画を狙ってると思うんだけども、久々に、香港映画のむちゃくちゃさを思い知った気がします。恐るべし中華パワー。
私的評価:★
採点難しい!ある一面では★★★★くらい点数あるんだけどね。
よくよく考えたら、あんな極彩色蛍光ピンク迷彩全身タイツ、一体どこで着るつもりだったんだろう・・・。