海猿
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2005/02/16
- メディア: DVD
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これの原作はコミック。作者は「ブラックジャックによろしく」で一躍メジャーになった佐藤秀峰。この人の作品はマンガ喫茶で読んだだけなんだけども、おいら的にはBJよりもこっちのがキましした。涙こらえるのに必死でした。
という思い入れをもっているおいらの感想なので、どうしても原作と比べちゃう。原作は全12巻のコミックなので、今回の映画化した舞台はその中の1部分。コミックの中でも前半の中心的なお話なので映画化の素材としていいと思うけども、主人公の目的とか周辺とか、やっぱり語りつくせてない部分が多いと思うなぁ。
特に、映画中でもキーとなる、同僚・工藤に関する描写。海に入ったら無敵の漫画版工藤ちゃんを映画でやるのはちょっと難しいかもしれないけども、ちょっと扱いがあっさりな感じがするなぁ。ライバルのエリート訓練生に対する描写もしかり。
ただま、マンガでは結構その辺こってりとやってたので、それをそのまま映画でやったら時間も足りないし、なによりクドくなっちゃうのかもしれない。主人公とヒロインの青春ドラマに的を絞った映画版の狙いも悪くないのかなぁ、とも取れる。あまり原作の思い入れをもたずに、ストレートな青春映画としてみればそれなりに楽しいかも。
海上保安庁の全面協力があったらしい。ちょっとへさきが錆びてる巡視船なんか、なんだかリアルでよかったです(どこ見てるんだか)。
あと、この映画、やたら逞しい若い男の裸体、おケツのサービスショットがてんこ盛りでした。何もそんなところを原作に忠実にしなくてもいいのに・・・^^;
つか、男の視聴者に対するサービスが少ないよ! せめて加藤あいの水着シーンくらいは・・・(おい)
って、思い返してみれば、結構加藤あいがんばってたなぁ。まぁ許してやるか(なにをだ)
私的評価:★★★
でも、この作品で、スタッフロールに撮影風景のカット入れるのはどうかと思うぞ。まぁNGシーン集でない分だけましだけれども・・・。
- 作者: 佐藤秀峰
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1999/05/01
- メディア: コミック
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