座頭市(北野武作品)

半額第7弾!
座頭市 <北野武監督作品> [DVD] 勝新Verではありません。
えーと、北野作品初体験であります。まぁこれは他の北野作品比べても特異だろうから、これで北野武映画を語るわけにも行かないだろうけど。
いやー、かっちょよかった。やっぱ最高なのは殺陣。映像としては Kill Billに近いけど、それ以上にかっちょいい。動きがいい。リズムがいい。ちゃんと斬ってる手ごたえが伝わってくる感じ。 血しぶきや刀傷なんかをCGでやってるんだけど、これがあまりうまくない、CGばればれ。でもそのおかげで、なんだかマンガチックな印象になってるのか、えぐいシーンもお気楽に見れる、かも。
あとこの映画と切り離せないのは 例のタップダンスだけど、ミスマッチなのは分かりきってるわけで、それさえ認めてしまえば、なんだか悪くない。みんな楽しそうだし(約1名、芸者の姉ちゃんはむすっとしてたが。もっと笑顔で踊ろうよ、大団円なんだから)。他にも劇中に鍬ダンスや大工STOMPなんかあって、そのつながりで行けばタップもありだろ、って気になってくる。
とかく、時代劇といえば、侘び・さびな世界になりがちだけど、そんな固定観念を見事にふっとばしてくれました。
北野作品だからいいんだ、みたいな色眼鏡がかかってないとも言い切れませんが・・・。



私的評価:★★★★(4.0)  裸槍足軽は ダチョウの竜ちゃんじゃないの?