人狼

半額記念第8回。たぶん最終回(ほんとはもう1本借りてきたけど、見れないかな)
人狼 JIN-ROH [DVD]
まがう事なき 押井守作品でした。
監督は他の人で、押井さんは原作、脚本という立場だそうですが、まぁ押井映画でくくって間違いないと思う。 パトレイバー2のような、しぶしぶ実写路線。
作品舞台は、架空の昭和40年代? 学生運動盛んな頃と、これまた押井臭がプンプンとただよってます。歴史を知らないおいらにはこの時代についてどうのこうの言えないけど、そんな背景でも作品に仕上げてしまう日本のアニメの底の深さ(というか何でもあり加減)に圧倒されてしまうばかりです。
小難しいことで有名な(?)押井作品だけど、これは比較的分かりやすいと思う。まぁ、エンディングはアレでよかったのか?とか、あの後主人公はどうするんだ?とか、夢の解釈とか 考え出せばネタはあるけど、珍しくストレートに観れる押井作品かもしれない。
でもまぁ、見てスカッとするような作品ではないですな。
昭和40年代の女の子がミニスカートははかんだろう、と突っ込もうと思ったけど、よく考えたら昔もミニスカブームってあったんだよね。まぁどっちにせよフィクションだし、いいか^^;


私的評価:★★★☆(3.5) しかし、どの世代をターゲットにして作ったんだろ、この作品