ダ・ヴィンチ・コード

さてさて、見てきましたよ。悩んだ挙句に、原作未読での挑戦です。
映画「ダ・ヴィンチ・コード」オリジナル・サウンドトラック
各所のレビューや友達の評判として、難しかったり分かりにくいって話はごろごろ聞いてたけれども、たしかに分かりやすくはなかったけれども、覚悟したほど難解ではなかったかな。人や展開を追うのに一生懸命ではあったけれど、理解不能!ってほどでもなかったし。
でもなんだか、謎解きミステリーとしてはちょっと物足りない気がしないでもない。蛍光ペン(?)のトリックとか、最後の晩餐の絵にしても、え?それだけ?もうちょっとなんかないの?って思えてしまいました。そもそも館長のじいさん、銃で撃たれて瀕死の状態で、あんなに館内を動き回って、頭をひねって暗号を書いてまわって、最後に自分で服を脱いで胸にマークを書いたのか?結構悠長ですなぁ。
逃亡劇や謎解きといろいろと詰め込んで退屈はしないけれど、2時間半という長丁場という事も手伝って、ちょっと中だるみな所もあったなぁ。なぞが解けた爽快感みたいなものも感じられなかったし。ま、そのあたりは展開を追うのに必死だったおいらのせいかもしれない。このあたり、この前見たナショナル・トレジャーは上手だったなぁ。
まぁ、悪くはないんだけれども、エンターテイメントってわけでもないし、明かされたキリストの真実や歴史の隠蔽(うそだよーんとエンドロールにちゃんと注記がしてあったけど)に驚愕したわけでもないし、なんだかとらえどころのない作品でした。こう捉えちゃうあたり、きっと理解しきれてないのかなぁ・・・。
うーん、オチ分かっちゃったけれども、小説、読んでみるか??


私的評価:★★★


スマート、大流行ですなぁ。ピンクパンサーでも大活躍だったし。