ティム・バートンのコープスブライド

Corpse Bride
や、なんとか間に合いました。いや〜見れてよかった。コレはぜひ見てほしい映画です。


映画の紹介は、いつもの超映画批評さんに任せるとして
http://movie.maeda-y.com/movie/00613.htm
でもこれは褒め過ぎだよなぁと思いもしたんだけど、いやいや、そんなこと全くないです。もうまさに、紹介にあるとおりの、泣ける映画です。いやまじで泣けます。見終わって鼻グジュグジュでした、おいら。まわりの人たちもグジュグジュ鳴らしてたし。


まぁお話としてはベタベタで王道で、でも、やっぱりティム・バートンらしくお茶目でシュールでちょいダーク。でも決して不快にはならない。この辺のバランス感覚はすごいなぁ。
主人公ビクター君は、もうホントにジョニー・デップそのもの。このヘタレでヘナチョコぶりはスリーピー・ホロウを彷彿とさせます。
ヒロインのゾンビ花嫁さんも、もう一人の生きた花嫁さんも、それぞれに魅力的。感情豊かで生き生きとしたゾンビ花嫁さんの魅力は誰もが認めるところだと思うけど、死者の国にさらわれた花婿を助けるためにがんばろうとする生きてる花嫁さんの健気さもぐっと来ます。
また、無邪気に甘えてくるガイコツわんこですら愛しく思えてしまいます。なぜだろ。
ラストの展開は本当にベタベタで、それでも純粋で切なくて美しくて・・・、あー思い出しただけでなんだかまた涙腺ゆるゆるです。こまったなぁホントに。
この映像が人形をコマ送りで撮影したというのが信じられない。本当に表情豊かに動くんです。アニメやCGほど自由な動きはできないはずなのに、それに負けないどころか、凌駕してます。たかが人形劇なぞと言ってバカにできませんよ。
ほんと、間に合うならぜひ見に行ってほしい映画だけれど、そろそろ公開終わっちゃうんだよね。むー、なんだか公開期間短くない?もったいないなぁ。
やっぱり、「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」も見なくちゃいかんですね、これは。


私的評価:★★★★★


でも、ガイコツのミュージカルでウンパ・ルンパが頭の中で踊りだしたのはおいらだけじゃないはずです。きっと。

コープス・ブライド 公式HP
http://wwws.warnerbros.co.jp/corpsebride/