ハリー・ポッターと賢者の石

実は、このシリーズ全く未見でした。第1作見てないうちに2作、3作目見るわけにも行かないしね。
とりあえず、さすがイギリス。伝統溢れる国ですねぇ。現代のロンドン駅ですら情緒ある雰囲気だけども、魔法の国の方も実に絵になる。汽車をはじめ、田園風景、貴族チックな建物やインテリア。全寮制の魔法学校もオックスフォードとかの伝統ある学園を思わせます。こういう舞台は、やっぱ大英帝国、かないませんねぇ。
コレを日本風にしようと思うと、千と千尋になっちゃうのかなぁ??
映画の内容としては、清く正しい学園モノ+ファンタジー、ってところ。盛りだくさんな内容だけれども、そつなくまとめてるなぁという印象。でもちょっといろいろ詰め込みすぎじゃない?とも思えました。
サッカーだかクリケットだか良くわかんないスポーツも、まぁストーリー背景を盛り上げるのに役立ってはいるけど、なんだかもうひとつ、惜しいなぁって思う。とはいえスター・ウォーズEp1の意味分からないレースよりはよっぽど面白かったけどね。
あとハリー君、11歳までごく普通の現代家庭に育ってきた割には、魔法を受け入れるの早すぎ。
作品公開は2001年。動物からの変身とかでのCGはよくできてると思ったけど、ほうきで飛んでるシーンの背景合成はちょっと今時の映画としてはいまいちだなぁと思ってしまった。人への照明が明らかに不自然なんだもんなぁ。アレだけしょぼい合成はちょっと久々に見たかもしれない。まぁでも絵的に気になったのはそれくらいで、他は概ね満足。
期待以上に、とか、想像を超えた、とかはなかったけれども、ま、評判どおりの映画でした、ってところかな。


私的評価:★★★☆


まぁ、ハーマイオニー萌え〜な訳ですが。
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