サボテン・ブラザース
- 出版社/メーカー: カルチュア・パブリッシャーズ
- 発売日: 1998/05/25
- メディア: DVD
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これが、元祖「スリーアミーゴス」だ!(?)
というわけで、友達の家でマッタリとしながら見ました。
この映画の題名を聞いて真っ先に思い浮かんだのが、今をさかのぼることもう10年前、大学前のゲーセンにあった、サボテンがちょこまか動いて爆弾投げる、なんだかよくわかんないゲーム。ググって見たら「サボテンボンバーズ」という題だったことが判明。うひゃあ、なっつかし〜。でもゲーム画面は探せれませんでした。残念。
http://www.ngy.1st.ne.jp/~momochi/untiku/nmk.htm
で、映画スタートで真っ先に出てきた三人のアミーゴを見てびっくり。
「およよ、レスリー・ニールセンか!?」
よくよく見ると違う人と判明。でも、裸のガンでもスリーアミーゴやってたな。アレとどっちが元祖なんだろか。それとも、もっと他に元祖があるのかな?
そんなこんなで、全く予備知識もなしに見始めました。
最初の展開はなんだかスローモーで、「あちゃ、こりゃイタイ映画かな」とか思ったりもしたけど、そしてそれは間違ってはないんだけど、いや、おもろい。
映画のヒーロー「スリーアミーゴ」として名をはせたものの、今は落ち目の役者3人組。そしてメキシコの片田舎で悪党に悩まされている村の女性。女性は映画で見たスリーアミーゴズを実在の英雄と信じてしまい、彼らに助けを求める電報を打つ。それを受け取った3人組は、映画の出演依頼と勘違いしてしまい、映画会社を追われた事もありこれ幸いとメキシコに乗り込んでいく。3人の正体を知らない村人は総出で彼らをもてなし、悪党の正体を知らない3人は映画撮影と勘違いしたまま悪党との対決に臨むのだが・・・。
というストーリーの元、お約束のコメディのオンパレード。とはいえ、皆さん役者で、ナンセンスなシーンなのに大真面目に、そして生き生きと演じてます。
もちろんCGや大掛かりなアクションなんかはなし。またマシンガントーク風なギャグもなし。ただただ、役者が真面目に演じれば演じるほど、そのシチュエーションとのギャップが笑いを誘わずにいられません。
三谷幸喜の脚本ドラマなんかと雰囲気がよく似てる気がします。三谷さん、いろいろ映画見て研究してるんだろな。
ただま、つぼに来ないと、「なんだこのアホくさい映画は」で終わってしまうかもしれません。
そう構えずに、気楽〜に、見てください。酒でも飲みながら、また〜りと、ね。
顔評価:(´∀`)