銀河ヒッチハイク・ガイド

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)


さて困った・・・、どう紹介したらいいんだろう・・・?


イギリスでカルト的人気の小説が原作だそうです(情報源:Narinari.comさん)。が、全然聞いたことありません。小説も映画も全く内容知りませんでした。でも、なんとなーく、タイトルに惹かれるものがあったのかなぁ、ちょっと気になる作品ではありました。
ジャンル的にはSFでコメディなんだろうけど、この、ゆるーい、だる〜い空気をどう表したものやら・・・。似た系統や雰囲気を持つ作品も思い浮かばないし。脱力系SFとでも言うのだろうか? 強いてあげれば、「宇宙船レッド・ドワーフ号」が近いかも??(うーん、これもマニアックだ)
開始早々イルカがミュージカルをしだしたかと思えば、その10数分後にはいきなし地球木っ端微塵だし。その後も出て来るキャラたちは癖(というかアク)の強いのばっかりだし。かといって積極的にギャグやったりして笑いを取る訳でもないし。ほんとに「だる〜い」空気で進んで行きます。
ま、そんなだるい空気も1時間も見てれば慣れる(というか諦める?)もんで、後半1時間はなんだかびみょーに笑いながら(まぁ半分失笑だったり、もう半分は生暖かい愛想笑いな気もするけど)見てしまいました。人間の順応能力の高さには驚くばかりです、いやホントに。
今考えると、他にも見たい作品色々あったのに、なんで名古屋まで行ってこれを見たかが自分でもナゾなんですが、きっとレンタルだと、たとえ借りても時間無くて見ずに返しちゃいそうなので、無理矢理映画館で見たのも、あながち間違いじゃなかったかも。 ・・・ほんとかなぁ??
でもま、嫌いじゃないです、こういうのも。


私的評価:★★☆


ライトセーバー型トースター&ブレッドナイフは是非実用化してほしいですなぁ。ちょっとパンは焦げすぎに見えたけど。


・公式ホームページ
  http://www.movies.co.jp/h2g2/