セルラー

セルラー
http://www.herald.co.jp/official/cellular/


 はてさて、いろんな困難の末に見た映画でしたが、かなりよかったです。
 映画の解説は「超映画批評」さんを参照(http://movie.maeda-y.com/movie/00474.htm)してもらうとして・・・。


 ストーリー展開のスピード感がよいです。囚われのヒロイン(1児の母)と駆けずり回る主人公(振られても諦めつかないナンパ男)の対比もよく出来てる。クスリと笑える小ネタもよい塩梅で効いてます。電話のやり取りの中で信頼関係が築かれていくあたりが、なんだかダイ・ハードを彷彿とさせて、これまたいい感じです。
しかしながら、おいらはポルシェのカイエンとボクスターが気になってたりする。
ヒロイン宅はカイエンにプールまである。ブルジョアですなぁ。
対して主人公、ボクスター強奪してイェ〜イはないだろ。状況分かってるか?
 「フォーン・ブース」の脚本家がこのお話を作ったということだけども、この映画のほうが動きやスピード感満載で、エンターテイメントしてます。
 いかにも『画面ははめ込み合成です』的なケータイ画面がちょっと萎えポイント。また、宣伝も、俳優や作製陣も、そんなに派手ではない(というか、おいらは知らなかった)です。
でもでも、これは見る価値ありです。もっと宣伝しないともったいないなぁ。でももうそろそろ公開終わりなんだよね。DVDが出たあかつきには、ぜひ見てみてください。


私的評価:★★★★☆


なお、運転中の携帯電話の使用は危険ですので止めましょう。