雲のむこう、約束の場所
- 出版社/メーカー: コミックス・ウェーブ・フィルム
- 発売日: 2005/02/17
- メディア: DVD
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またもや、Impressより
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050222/buyd163.htm
新海誠、気になってはいました。
なんだったか、Webをうろうろしてるうちにこの人の作品にぶち当たり、たった一人で30分近くに及ぶアニメ作品を作り上げてしまったということと、それを可能にしたPCという道具の可能性にびびったものでした。
そんな新海さんの最新作。というより、同人ではない商業モノでの初監督作品が、この「雲のむこう、約束の場所」だそうで。
気にはなっていたけど、これはきっとレンタル屋にははいらないだろうな・・・。なんて時に活躍しちゃうのがAmazon。買い物カゴに入れて、購入!っと。うぅぅ、便利な世の中をうらみます・・・。
なんつーか、光に溢れた世界がとても印象的な作品でした。青空を見上げて視界に入る太陽や、電車の窓から差し込んでくる街灯。湖面の波紋、山と雲と草原と夕日、ジェット機の炎・・。薄暗い廊下に差し込むわずかな光も、登場人物の心細さを訴えるかのように煌めいてて。
ストーリーは、悪く言えばありきたりな感じで、裏表のないまっすぐなお話で、だからこそ、背景美術、周りの世界の描写が生き生きと飛び込んでくるようでした。
そんな魅力的な光に溢れた世界の中で、10代半ばから大人になる前の、あまずっぱ〜〜い、ほろ苦い、あと少し屈折した感じも味わうことができ、あぁこんなんだったなぁと、まったりするのもたまにはいいんじゃないでしょうか。
私的評価:★★★☆
とはいえ、「あの新海誠の」という接頭語がつかないとインパクトに欠ける作品ではあるかもしれないですね。
あと、どうにも男の子に都合よすぎなストーリーな気がしないでもないような。
新海誠HP Othre Voices
http://www2.odn.ne.jp/~ccs50140/
雲のむこう、約束の場所 公式HP(プロモ映像とか見れます)
http://www.kumonomukou.com/