Load of the Ring 〜王の帰還〜 (ネタばれ有)

挨拶だけじゃつまらないので最近見た映画について。
ロード オブ ザ リング−王の帰還
まぁ、RPG好き、ファンタジー好きなおいらのことなので、長いといわれている上映時間も気にならずに楽しめました。
オカンも見てきたそうで(3だけ)曰く「戦闘が長すぎ!」と。でもおいらはそこが面白かったり。FF XIやAOMなんかを思い浮かべてながら一人ニマニマしてました。
映像はさすがですね〜。CGも「ほぼ」違和感ないし。
この映画の醍醐味はこまかいところにとやかく言わず「映像を楽しむ」に尽きると思うけど、でもやっぱりいろいろ突っ込みたくなっちゃう。
姫様強すぎ!(象はおろかワイバーンまで殺しますか!?)とか
ガンダルフちっとは魔法使えや!(フラッシュだけですか?杖と剣の二刀流だし)とか
エルフ君もそこまで一人ヤッちゃうことないだろ!とか
幽霊騎士はありなんですか?(どっちかと言えば敵側の勢力じゃないの?)とか
特に、サム君はいつの間にスーパーホビット3くらいになってるし・・・。
ま、その辺は突っ込みいれながら楽しく見てたんだけど、どうにも納得いかないのが、指輪の捨て方。
あれじゃ、結局指輪の魔力に負けてしまい、ゴラムと奪い合った挙句、「偶然」落としてしまったために「運良く」世界は救われました、って感じじゃないですか。旅での成長とか仲間の絆とか、そんなもの結局役立たないといわないばかりに。それほど指輪の誘惑は強く人間の心は弱いものだと言いたかったのでしょうか。
紆余曲折があっても、こういう映画は「努力・友情・勝利」にしてほしかったなと思う少年ジャンプ世代でありました。
ま、なんだかんだいいながら、満足。DVD完全版を待つとともに、原作小説も読んでみようかと思ってます。


ところで、サルマンはどこいっちゃったの?